グッドイヤーウェルト製法は、本格紳士ビジネスシューズに採用されることが多い靴の製法です。
ハンドソーン・ウェルテッドと呼ばれる手縫いの製法を元に開発し、米国のチャールズ・グッドイヤー2世がそれを機械化して1879年に特許を取得しています。
米国で生まれた製法ですが、世界中に広まり、特に英国の本格紳士靴を代表する製法として有名になりました。
日本ではリーガル、スコッチグレインなどが採用しています。
グッドイヤーウェルト製法の縫い方
中底に貼り付けたテープのリプと呼ばれる部分に甲革、裏革、細革と呼ばれる帯状の革を縫い付けて、その細革とソールを縫い合わせるというものです。
ソールと甲革を直接縫いつけないので、その分重く硬い印象ですが、履き慣れると履きやすく、通気性も良いものが多くなっています。