ワシントン州の蒸留所
世界的なウイスキーブームが巻き起こって久しいですが、そうした動きに対応して、ワシントン州の州法が改正されて、州内初のディスティラリー(蒸留所)であるDry Fly Distillingがスポケーンで創業したのが2008年。その後、小規模蒸留所が2019年前半には132軒まで増えています。
アメリカだけではなく、スコットランド、アイルランド、そして日本でも数多くの新蒸留所が生まれて居ますが、アメリカでは特にワシントン州が税制の優遇措置もあり、活況を呈していました。その優遇措置も終了するそうで、2019年後半にはけっこうな数が閉鎖していますが、それでも多くの蒸留所が活動していて、良質なウイスキーを提供しています。
そのワシントン州の蒸留所の中でもおすすめのものをご紹介します。
ウエストランド・ディスティラリー
シアトルのソードー地域にある蒸留所で、地元の原料で作られたアメリカンシングルモルトは多くのコンテストで成功を収めています。2010年に設立したばかり。
ウエストランド アメリカンオーク 46度 700ml ■アメリカン シングルモルト
ウイスキー ウエストランド・シェリーウッド 46度 700ml アメリカンシングルモルトウィスキー 洋酒 whisky
カッパーワークス蒸留所
カッパーワークス(銅の工房・作業所)という意味で、美しい銅釜が蒸留所内で眼を引きます。この銅釜はフォーサイスの蒸留器で、ウイスキー以外にもジンも制作しています。シアトルのクラフトビールのブルワリーでブリューワーを務めた創業者が2013年に創業しました。
サウンドスピリッツ蒸留所
ワシントン州で蒸留所を創業できる許可が出るようになって、シアトルで最初に創業した蒸留所です。ジン、ウイスキー、アクアビットなどを作っています。
ヘリテイジ・ディスティリング・カンパニー蒸留所
ワシントン州の材料を最大限に使った、ウイスキー、ジン、ウォッカ、ラムの蒸留所です。西海岸で最大手のクラフトディスティラリーで、ワシントン州で最大規模。