グラッパはイタリアで一般的に飲まれているブランデーの一種になります。
フランスのブランデーというと、ワインを蒸留して造りますが、グラッパの場合は、ポマース(ぶどうの搾りかす)を発酵させたアルコールを蒸留して造ります。
焼酎のように、樽熟成を行わないことが多い蒸留酒なので、無色透明なのが一般的ですが、ぶどうの香りが程よく残ります。
イタリアでは、食後酒としてよく飲まれていて、バール(バー)にも置かれています。EUの法律ではグラッパを名乗れるのはイタリアで作られたもののみと決められています。
ぶどうの搾りかすから製造されるお酒としてはフランスのマールもこれに当たりますが、グラッパとは呼ばれません。
グラッパ(GRAPPA)という名称は古いゲルマン語から来ているそうで、英語のグレープ(GRAPE)と同じ系統にあたるそうです。
日本では、ウイスキーやブランデーに比べるとかなり低いですが、イタリアンレストランのブームが来ると、それに応じて徐々に知名度は上がってきています。
グラッパの有名ブランド
ボッテガ(BOTTEGA)
ガラッティ(GALATTI)
ポーリ(POLI)
ピルツァー(PILZER)
ナルディーニ(NARDINI)
マロ-ロ(MAROLO)
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