モリソン&マッカイの歴史
モリソン&マッカイ(Morrison & Mackay)は、設立したのは、1982年でマル島のバーソロミュー家によって、ジョンマレー&Coとして設立されました。その後、1996年にスコティッシュリキュールセンターが、製造施設、ビジターセンター、ショップを運営する組織としてパースに設立され事業を広げていきます。
2005年になって、もともとボウモアのディレクターでもあったケニー・マッカイと、元ボウモアの会長であるブライアン・モリソンと息子のジェイミー・モリソンが、ジョンマレー&Coを買収。
ブライアン・モリソンの父親は、ボウモアをはじめグレンギリー、オーヘントッシャンなどを所有していたスタンリー・P・モリソンになりますが、彼はこれらの蒸留所を1994年にサントリーに売却して、ウイスキーの蒸留事業から撤退しています。
2005年以降、かれらはパースの土地にウイスキーの仕事を創出することで、パースのウイスキーの歴史を蘇らせることを目指していきます。
その後はホワイト&マッカイから「オールドパース」というブランドを購入して、ピートの効いた原酒をシェリー樽熟成したブレンデッドウイスキーを発売しています。
2014年には社名を現在のモリソン&マッカイに変更し、2016年に無名のアイラモルトを使用したビッグストランドアイラシングルモルトを発売して、2017年にオークニーシングルモルトカークウォールベイが続いています。
2017年4月に会社はパースから約7マイル離れたアベラギー村に、アベラギー蒸留所を設立して稼働開始。このアベラギー蒸留所に隣接する場所に本社も移して、新しい展開をみせています。
モリソン&マッカイのブランド
オールドパース
オールドパースは元はパースのブレンダーであったピーター・トムソンがプロデュースしたブレンデッドウイスキーの銘柄です。
歴史的には12年まで熟成したグレーンウイスキーに、スペイサイド、ハイランド・モルト、アイラモルトの原酒のブレンドして作られていました。特にピーター・トムソンはマッカランと深い関係があったそうで、そのためにスペイサイドのモルトが入手できたそうです。
ピーター・トムソンは1908年にパースで食料品、ワイン、スピリッツのビジネスを始め、まもなく独自のウイスキーブレンドを始め、人気を博しました。その後はピーターの息子のデイビッド・トムソンによってパースの会社の敷地内でブレンドされるようになっていきます。
1983年にはブランドはStakisという組織に売却され、さらにチャールマッキンレー&Coの手に渡り、さらにインバーゴードン蒸留所の傘下にはいり、インバーゴードンごとホワイトアンドマッカイの一部となっていきます。
2014年にモリソン&マッカイが、ホワイトアンドマッカイからオールドパースを買収して自社のブランドとして再出発。シェリー樽熟成のブレンデッドウイスキーとして生まれ変わりました。
アベラギー
アベラギー(ABERAGIE)は、スコットランドのハイランドとローランドの境目ぐらいにあって、蒸留所の周囲に併設された300エーカーの農場で自社生産されたゴールデン・プロミス種の大麦を原料にウイスキー造りを始めています。
ブライアン・モリソンがモリソン&マッカイの設立・運営と同時進行で2014年から蒸留所の設立をはじめ、2017年にようやく最初の蒸留がスタート。今後の展開が期待されています。
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