焼酎とは
焼酎とは沖縄の泡盛と並ぶ、日本を代表する蒸留酒です。酒税法には原料、製法などの定義があり、アルコール度数は連続式蒸留で36度未満、単式蒸留(本格焼酎)で45度以下とされています。
この連続式蒸留焼酎はいわゆる旧甲類しょうちゅうで、単式蒸留焼酎は本格焼酎(旧乙類)に分けられています。
戦後すぐの時期から大衆向けの酒として親しまれてきましたが、2000年代前半頃から本格焼酎ブームが来て、プレミアム焼酎と言われる高級酒も登場しています。
焼酎の種類
焼酎の種類分けとしては甲類、乙類が分けられます。
乙類(本格焼酎)は原料によってとして以下のように分類されます。
この他、国税庁長官の指定する物品としては、あしたば、あずき、トマト、にんじんなどなど49種類の作物が列記されていますが、実際には作られていないものもあります。
また沖縄特産の泡盛は製法が一般的な焼酎と差異がありますが、税法上は乙類焼酎の範疇に入れられています。
現在の焼酎ブームの中心は本格焼酎が牽引しており、甲類焼酎は目立たない存在になっていますが、価格が安いということもあるので、ホッピーの割材やレモンサワーなどの昔ながらの飲み方で気軽に呑めるという利点もあります。
焼酎の歴史
焼酎の起源は詳しくわかりませんが、シャム(タイ)から琉球経由でもたらされたとする説が有力で、文献記録では少なくても16世紀頃から焼酎が作られていたと見られます。
17世紀後半の文献には焼酎の製造法が記されたものがあり、当時は酒粕か劣化した清酒を原料に作られていて、日本全国に広まっていたことが分かります。また、日本酒を作ったあとの酒粕は肥料になりますが、そのままだとアルコール濃度が高いので酒粕を蒸留してアルコールを抽出したあとに残った粕を肥料にしたそうです。
また日本酒作りに向かない地域では、醪(もろみ)を発酵させて蒸留した醪取焼酎が作られていて、鹿児島などでは18世紀以降にさつまいもの栽培が盛んになるとさつまいもと麹でもろみをつくって芋焼酎を造り始めました。
この時期の焼酎は単式蒸留器を使った、現在の乙類焼酎に類するものでしたが、明治28年頃にイギリスから連続式蒸留機が輸入されて、高純度の焼酎が生産出来るようになりました。
こうして焼酎は庶民に親しまれる蒸留酒として定着していきますが、第二次大戦後の一時期に、非常に粗悪な密造酒が出回り、こうした焼酎がカストリ焼酎と呼ばれたことから、本来の酒粕から作った粕取焼酎が混同されて需要が低迷。この時期までは福岡県を中心に粕取り焼酎専業の蔵もありましたが一時はほぼ全滅。現在は福岡の「杜の蔵」という酒蔵で弥久あたりが酒粕焼酎と名乗って、再び生産に挑戦しています。
戦後の1949年に前述の甲類・乙類の分類が定められましたが、「甲乙」の順序であると「乙」の方が劣っていると誤解されかねず、これを危惧した霧島酒造の社長が「本格焼酎」という呼称を提唱し、71年になってようやく「本格しょうちゅう」という呼称・表記が可能になりました。
その後、2002年になって基準が強化されて品質も上がり、それに伴って2003年ごろから「本格焼酎ブーム」が起きて、日本酒の出荷量を抜いて2004年には売上高もピークになりました。
この頃には「百年の孤独」など一部の銘柄にはプレミアが付いて1本数万円という値段がつくようになり、「森伊蔵」では偽物騒ぎまで起きています。
その後、ブームは一度沈静化しますが、高価で売れるということが生産者の間で周知されると、材料や製法にこだわった焼酎も次々と生まれ、焼酎好きの人々の間で根強く支持されて、現在では「ブーム」という派手な動きは無いものの完全に人気のお酒として定着した感があります。
焼酎の産地
焼酎の産地として知られているのはやはり九州。特に鹿児島県は芋焼酎の本場として知られていて数多くの蔵があり、消費量の日本一です。それに続くのが宮崎県で売上日本一の霧島酒造、三位の雲海酒造を抱え、県別販売額では日本一になっています。
その他、熊本県、福岡県などにも多くの酒蔵があり、長崎県の壱岐の島は麦焼酎発祥の地と言われます。
基本的に焼酎の酒蔵は九州に集中していますが、それだけではなく例えば北海道にはしそ焼酎の鍛高譚を作る合同酒精やじゃがいも焼酎などを作る札幌酒精工業などがあります。
東北は日本酒の本場だけあって、あまり焼酎の蔵はありませんが秋田県醗酵工業が気を吐いています。
東京都というか、伊豆諸島の青ヶ島には伝統的に焼酎造りがされていて、青ヶ島で栽培されたさつまいもや大麦を原料にしています。ここの焼酎は、交通の便が悪く特異な地形をしているという事情から、外部の酒が入ってくることが少なく、また青ヶ島で作られた焼酎も外部に出ることは殆ど無いという事情から、酒税法の施行以後はいわゆる密造酒として作られていたのですが、事実上はその製造が黙認されていました。
しかし、交通の便が改善されたことから、1984年に青ヶ島酒造が設立され、正式に種類免許を取得。青酎の名で市場に出ることとなりました。青酎の面白いところはブランド名は「青酎」ですが、現在は10人の杜氏がそれぞれ別個に焼酎を製造していて、個性豊かなこと。
その他、ドーンと4リットル入りのペットボトルが存在感のある菊川(岐阜県)やキンミヤ焼酎でお馴染みの宮崎本店(三重県)などがあります。
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