財布、かばんなどの革製品に使われる素材は牛革が一般的ですが、それだけではなく馬革・豚革など様々な動物の皮革も使われます。
このページでは、馬革素材(ホースレザー)について特集しています。
馬革の特長
馬は牛と違い運動量が多いので、余分な脂肪が少なく皮も薄く、軽いのが特長です。馬と牛の繊維組織はにており、一般的には牛の方が強いと言われますが、それは牛革の方が厚くて硬めなためで、実際にはほとんど違いは無いようです。
馬の革を使った素材というと、コードバンが有名ですが、コードバンはかなり特殊なので、別のページを設けます。ここでは一般的な馬革の話しを。
ホースレザーは柔らかで、手に馴染みやすく、特にアニリン染めしたホースヌメと呼ばれる革はエイジングが楽しめる素材です。
馬革を使った製品
馬革を使った革製品というと、素仕上げのヌメ革の馬革の紳士用財布などが有名です。使い込む内に経年変化を起こし、色が濃い飴色に変化していくのを楽しめます。アウトドア、インディアンテイストの革財布、革小物などに使われます。
また、1930年代頃に多く使われた素材にホースハイドがあります。こちらは革ジャンなどに使われます。
ホースフロントは馬の「首」にあたる部分を加工した革で、比較的若い馬の革を使うことが多く、衣類などに使われます。ホースハイドよりもキメが細かく、柔らかいのが特長
ポニーレザーは、小型のポニーから撮れる馬革で、ハラコと似ているので、代用品として使われることが多いです。
馬革の手入れ
馬革は薄さの割りには強度があるので、手入れは乾いた布で乾拭き程度で十分。ただし、水には弱いので、水汚れはすぐに拭き取るようします。
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